岩泉町
Iwaizumi Town
森と水のシンフォニー・大きな樹が育ち明日が見える岩泉
龍泉洞
短角和牛
東方が北部陸中海岸の太平洋に面し北上山地のほぼ中央に位置、東西51キロ南北41キロの広さを有する大きな町です。
人口は約1万人で、盛岡市など3市1町3村に隣接しています。
日本三大鍾乳洞の一つで国の天然記念物「龍泉洞」は、奥行き5000m以上と推定され、現在も調査が続いています。エメラルドグリーン(通称ドラゴンブルー)に輝く第三地底湖は水深98m、未公開部分では120mあるといわれており、世界でも有数の透明度を誇っています。この龍泉洞をはじめ、日本一の長さを誇る「安家洞」、東北で初めて発見された「P/T境界層」など、多数のジオサイトを有し、「三陸ジオパーク」の一部として認定されています。
町の中心部の水道水は龍泉洞の水で「森と水のシンフォニー」の通り、水に恵まれた町でもあります。もっちりとした独特の食感の岩泉ヨーグルトや日本短角牛等の酪農・畜産物の生産をしているほか、林業も盛んで、町の景観をつくる赤松林は昔からマツタケの宝庫としても知られています。
6村が合併した岩泉町は各地に郷土芸能が存在します。中でも、中高生も保存活動に取り組む「中野七頭舞」が特に有名です。谷地を開拓し稲作を行う様を表現し、豊作を感謝する意味が込められています。その力強い舞は復興に向かう姿を表しているようにも見えます。
■物産・土産
日本短角種(短角牛肉)、マツタケ、農海産物・酪農製品
■みどころ
龍泉洞、早坂高原、中野七頭舞